
当院ではシミ(一部の肝斑、まだらジミにも有効)、ニキビの改善にトレチノインゲル・クリームを院内製剤として処方しております。東京大学の形成外科 吉村先生とおなじプロトコールです。
治療法
0.1%トレチノインゲルを朝晩2回ぬります。
2週間休薬し、開始4、5日目から1週間くらいで、塗布部に発赤や、皮剥けがおこり、ヒリヒリします。
この時点で1日2回から、夜1回の外用に切り替えてください。
色素斑が薄くなる1〜2ヶ月までご使用ください。
その後、耐性ができますので、1ヶ月ほど休薬期間を設けます。
残った色素斑は真皮(皮膚の深い部分でトレチノインがとどかない部位)の色素斑ですので、これを消失させるにはQスイッチルビーレーザーが適応になります。
ニキビにご使用の際は、マイルドなクリーム基剤になります。
5g2,100円 1ヶ月で失活しますので、月1回の来院をおねがいします。

治療中のお化粧について
- 化粧水、ジェルなどの油分を含まない保湿剤を顔全体に塗布(必要な方のみ)。
- トレチノインゲルを色素斑に塗る。
- クリームが必要な方は、顔の上に押さえ込むように塗る。
- コンシーラー型の日焼け止めでシミがみえないくらいつける。
- パウダーファンデーションを全体に。
- リキッドは使わない。
併用化粧品の注意事項
- グリコール酸、サリチル酸などのピーリング剤が含まれていないこと。
- レチノールが含まれていないこと。
- タンパク分解酵素が入っていないこと。
- ナノテクノロジーを用いた化粧品を使用しないこと。
- スクラブ成分が入っていないこと。

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